筑波大学は、各学問分野における高い専門性を基盤として、既存の学問分野を越えた領域の開拓に取り組み、先端的な研究活動の成果を世界に向けて発信します。また、「筑波研究学園都市」の中核として、他の研究機関や産業界と連携し、イノベーションをもたらして実社会へと還元します。
筑波大学における最先端の研究事例をご紹介します。
■国際統合睡眠医科学研究機構
睡眠覚醒の神経科学および関連領域の世界トップレベル研究者を集結し、睡眠覚醒制御機構を解明するとともに、睡眠調節に介入する方法を開発し、睡眠障害および関連の深い代謝疾患や精神疾患の診断・治療のための新しい戦略を開発することを目指します。
■陽子線医学利用研究センター
陽子線治療は、放射線療法の一つで、先進医療です。より効率的で安全性の高い陽子線治療法の確立を目指し、様々な基礎研究を重ねています。また、中性子を照射することによってがん細胞を選択的に破壊する、次世代のがん治療「ホウ素中性子補足療法(BNCT)」の実用化に向けて、開発に取り組んでいます。
■サイバニクス研究センター
【サイバニクス】(人・ロボット・情報系の融合複合新領域)を駆使し、我が国が直面する社会課題を解決する革新的サイバニクス技術の創成、医療・福祉・介護・生活分野での新産業創出、人材育成を同時展開し、好循環のイノベーションを実現する世界トップのイノベーション創出拠点として、人や社会のための未来開拓を推進します。