筑波大学は、国際的な交流による教育研究の水準向上を目指し、また、国際的視野を持つグローバル人材を養成します。
■学生の海外留学
海外に留学することは、学生にとって、国際的な感性を磨くとともに、幅広い視野から物事を考える習慣を身につける上で、貴重な経験となります。筑波大学では、海外の300を超える大学と交流協定を締結し、また、独自の奨学金制度を設けることにより、留学を目指す学生を支援しています。2016年度は、180校におよぶ海外の大学に、2千人を超える学生を派遣しました。
■外国人留学生の受け入れ
国立大学の中で、筑波大学は、最も留学生比率が高く、また、東京大学に次ぎ、留学生受け入れ数が多い大学です。
英語のみで学位が取得できる約40のプログラムを提供するとともに、個々の学生の修得レベルに合わせた日本語教育を行なっています。外国人留学生に対しても、独自の奨学金制度による経済的支援を拡充しています。2016年度は、100を超える国・地域から、2千人以上の留学生を受け入れました。
■附属学校における国際交流活動
筑波大学の11の附属学校は、わが国の初等・中等教育や特別支援教育において重要な役割を果たしています。附属学校では、児童・生徒が、自国と他国の文化への理解を深め、外国の方とも積極的にコミュニケーションを取れるようになることを目指し、国際交流活動を推進しています。