私は紫峰会基金運営委員会卒業生代表として委員を務めております。
私が入学したころは、紫峰会(筑波大学学生後援会)など学生支援の組織は無く、課外活動を行うにも金銭的に大変な思いをした経験があります。
そして大学4年生の時に紫峰会が発足して援助金が配布された時の、大変ありがたかったという強烈な印象があります。その時から現在まで保護者の皆様には学生生活に多大なるご支援をいただき、学生は充実した生活を送ることが出来ております。
開学以来、筑波大学の教育は正課による学習だけでなく学生主体による課外活動に大きな成果を挙げているのは言うまでもありませんが、最近では大学院生も20%近くが研究に加えて課外活動によって充実した学生生活を送っています。日本全国から、そして世界中から集まる学生同士の課外活動を通した交流はより大きく充実した広がりを見せています。このことが本学卒業生の社会貢献力・交友関係の広がり・積極的な行動力を特徴付けるとともに高い評価を得ている要因かち思っています。
紫峰会基金運営委員会は保護者代表の方や学生代表、教職員等で構成され、基金が学生の活動にとってより有効に無駄のない形で生かされるよう常に検証され、学生たちの成長を支え、バックアップするため、保護者の皆さまからのご寄附の全額を学生の課外活動支援にあてております。
保護者の皆様には、どうかこの基金の趣旨にご賛同いただき、ご子息・ご息女の皆さんの学生生活の充実や課外活動の活性化につながる紫峰会基金に是非ご参加ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
筑波大学紫峰会基金運営委員会委員
卒業生代表 小林 千洋